レノボ(Lenovo)とは、2004年12月にIBMからPC部門を買収した、中国のPCメーカーで、2008年以降の製品から、「IBM」ロゴは外れ、現在では「Lenovo ThinkPad」となっています。

レノボに移管されてから発表された「ThinkPad Zシリーズ」から、「ワイド液晶」、「Windowsキーの搭載」など、従来のThinkPadには無かったものが取り入れられました。ちなみに、レノボは日本漢字では「聯想集団」、「連想集団」と表記されます。

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そんな「Lenovo」の前身「IBM」は、スタンリー・キューブリック監督のSF映画『2001年宇宙の旅』に登場する、人工知能を備えた架空のコンピュータ「HAL 9000」と密接な繋がりがあります。1962年に、IBMは大規模で高速な電子計算機と磁気テープ装置を使って、音声合成を使い、「デイジー・ベル」を歌わせました。そして、このデモをアーサー・C・クラークが聴き、「2001年宇宙の旅」のクライマックスシーンを着想したとされます。ちなみに、実際の映画は、今から45年前の1968年に完成しました。

以上が、一般的に言われているエピソードですが、実はもう一つ、重大な秘密があります。アルファベットの「A B C D E F G H I J K L M N O P・・・」の配列で、「H A L」を一文字ずつズラすと「I B M」になるのです。また、「HAL 9000」のカメラアイは赤いひとつ目であり、IBM社製のPCの最大の特徴である、キーボードのど真ん中にある赤いひとつ目「トラックポイント」に通ずるなど、関係者はこのような不思議な偶然を否定していますが、なぞは謎を呼んで今に至ります。ちなみに、IBMとは「International Business Machine」の略となり、日本漢字や中国語(繁体)では「国際商業機器」となるでしょうか。

ThinkPad X230の操作性(Operation)をチェック

さて、「旧 IBM」の歴史を踏まえた上で、【クロスワーク株式会社】の【SOGO部】から『レノボ貸出機プログラム』を利用してお借りしたThinkPad X230の、お試しの使用感をまとめてみました。

まず、レノボ製品の中でも、ThinkPadシリーズは「群を抜くパフォーマンス、圧倒的な信頼性」「生産性を強化した構成、盤石の信頼とセキュリティー、ビジネス向け管理機能」が特徴であると、公式ホームページで紹介されているように、「無駄」を徹底的に省いた「機能と生産性」重視のモバイルPCです。

ThinkPad X230 ノートパソコン

だからこそ、①頑丈なのに薄くて軽い、②鮮やかなIPSディスプレイ、③クリアな音質、④人間工学に基づいたキーボード、など各種機能を搭載しながらも、軽量ノートパソコンとして、⑤より速い起動、⑥より長いバッテリー駆動、なども実現している点が、「機能と生産性」を徹底的に追求した姿となって表れています。

6列Precision Keyboard
ThinkPadの代名詞とも呼べる、高精度キーボードを新設計したことは、ThinkPadを長年使い続けてきたユーザーに大きな衝撃を与えた半面、これからの時代を見据えて、大規模なユーザー調査結果に基づき、最適な形状の「6列レイアウトのキーボード」へと生まれ変わりました。

ご覧のように、(左下)粒チョコに対して、(右下)板チョコのように、キーボードボタン1つ1つが、ハッキリと「ボタン」として独立して認識出来る点が、最大の改良点となり、従来型に比べ、キートップ表面領域が30%、キーの間隔は5倍に拡大しました。
①新しいx230キーボードボタン①今までの一般的なキーボードボタンまた、キーボードの一番上の列「Fキー(ファンクションキー)」の列が1列となり、標準キーよりも約1mm高くなったことで、サイズに関係なく、一般的なPCと同じ配列、ほぼ同じ大きさとなりました。

キーピッチは、標準サイズのキーで縦横ともに約19mmを確保しています。キーの大きさは、標準サイズのキーで横が約15mm、小さいキーで横が約10mm、縦の大きさは13~15mmとなっています。
②旧来のキーボードとこんなにも感じが変わりました②15.4インチPCと比較してもキーボードの大きさは同じです
キーボードのことを誰よりも考えたというだけに、キートップ表面の形がスロープ形状(中央が凹んだ形)となっているので、指に吸い付くような快適な操作感を味わうことが出来ます。
③改良されても伝統的なキーボード感も残っています
ThinkPadでは、わずかなストロークでもしっかりと感じるクリック感のことを、「フォーカス・カーブ」と呼び、キーの操作感をエンジニアが、徹底的に研究して改良をしたそうです。

実際に入力作業をやってみると、いままでのようにキーボードを「打っている」のではなく、「叩いている」感じで、軽快で心地よい入力作業感となっていました。娘をモデルにして、実際にキーを押してみると、ご覧のように結構深く(約2mm)押しているように見えますが、キーの改良のお蔭で、思ったよりも押している感覚はありませんでした。
④Fキーを押してみた感じです④標準キーを押してみた感じです
また、ソフト・ランディング(軟着地)にチューニングされたキータッチ、ロールケージに固定するたわみの少ない取り付け方法など、長時間でも疲れにくい工夫が施されています。「打ちやすい」、「間違えにくい」、「疲れにくい」の3拍子揃ったキーボードでした。

トラックポイント(赤いボタン)は、手をキーボードから離さずにポインターを移動させることが可能です。昔は「プラスチック製」の頭がツルツルしたボタンでしたが、現在では「ゴム製」で、さわり心地がクセになる弾力性を帯びたボタンとなっています。
⑤トラックポイントを動かしてみた感じです⑤タッチパッドを動かしてみた感じです
また、入力作業で両手の指をキーボードのホームポジションに置いた時に、赤いトラックポイントが中央部にあることで、各指のポジションが正しい事を、感覚的に認識しながら、安心して作業が出来ます。

ThinkPad Xシリーズには、操作性に優れたポインタを自在に操作できる仕組みとして、2種類のポインティングデバイスを採用しています。1つが赤い中央のスティックタイプのトラックポイントであり、もう1つが、マルチタッチ機能を採用した、感度の高いタッチパッドを組み合わせた、ウルトラナビです。一般的なタッチパッドに比べて、表面には僅かな凸状の模様が入っており、ポインタを動かしている感覚を、指先で感じながら操作出来るようになっています。

タッチパッドのサイズは、横75mm×横44mmと、十分な大きさを確保しており、マウスでポインタを動かすことに慣れた、私のようなユーザーでも、すぐにストレスなく操作出来る完成度です。
⑥生まれ変わった新しいシンクパッドの6列キーボード以上が、生まれ変わった「6列レイアウトのキーボード」の使用感でした。感覚的にキーストロークを浅く感じたこともありましたが、指の力を独立したキーボタンは、しっかりと受け止めており、キーピッチも約19mmありましたので、文字通り「打ちやすい」、「間違えにくい」、「疲れにくい」の3拍子揃ったキーボードとなっていました。

最後に、12.5型ワイド液晶ディスプレイを搭載するThinkPad X230は、14.0型ワイド液晶ディスプレイを搭載するThinkPad T シリーズと同等のキーボード入力を実現しており、高性能な軽量小型ノートパソコン振りを証明していました。

次回は、「レノボ『ThinkPadX230』Windows 8起動チェック」をお送り致します。