富山駅北口
横浜⇔富山間の深夜高速バスの乗り心地は・・・
伯母さんが亡くなり、葬儀に参列するため、富山県富山市に行っておりましたので、久々の更新となってしまいました。
私一人での帰省ですから、当然、一番安い帰省方法となり、深夜の高速バスでの往復です。横浜駅西口の天理ビル横⇔富山駅北口の片道約7時間のバスの旅です。
シートは2列+2列で、普通の観光バスと同じ車両なので、トイレが付いていない分、途中4回ほどトイレ休憩の停車があります。
料金は、行きが4,300円、帰りが4,800円=往復9,100円です。楽天トラベルで予約を入れて、コンビニ決済、便利です。
ちなみに・・・
飛行機と電車では、2時間46分(乗車1時間54分、他52分)片道19,730円=往復39,460円
(高速バスの4.3倍)
新幹線と電車では、4時間28分(乗車3時間43分、他45分)片道11,690円=往復23,380円
(高速バスの2.6倍)
しかし・・・
高速バスは、安くて、寝ているうちに、目的地に到着するメリットがある分、今回のような、「トイレなし」の場合、約2時間毎に、「トイレ休憩」の停車がありました。窓側の席なら、そのまま寝ていてもいいのですが、通路側の席の場合、窓側の人が降りたい時に邪魔にならない様、毎回、起きなければならず、私は気が小さいので、気になって熟睡できませんでした。
また、行きは椅子の背もたれを、ある程度、倒すことが出来て、簡易スリッパと薄掛け毛布もありましたが、帰りは、機構上ほとんど倒れない背もたれのうえ簡易スリッパも無く、薄掛け毛布のみという、かなり窮屈な思いをしました。まあ、「安いから」と、諦めがつかないと、ストレスが溜る旅となりますので、利用される方は、「覚悟の上」で利用して下さい。
今回は、富山駅前のご紹介を・・・
富山駅北口駅前の風景、海側ですね。商業ビルは、反対側が多いです。
北口駅前は、整備される前は駅前に無料駐車場が広がりのんびりした雰囲気でしたが、JR富山港線が廃線され、かわりに「富山ライトレール」と言う、次世代の市電が整備されて姿を変えました。
富山県と言えば「海抜0mから3,000mまでの魅力がいっぱい!!」に象徴されるように、水深の深い富山湾からの海の幸と、立山・黒部に代表される雄大な自然が自慢です。今の季節は「白えび」ですね。
「富山ライトレール」の始発駅「富山駅北」です。ホームの天井からは霧状のミストが出ており、涼しい気分をかもし出していました。こういう配慮が「富山らしさ」のような気がします。
夜、帰る前に、地下道を抜けて、富山駅北口の反対側に向かってみました。
こちら側が、どちらかというと表玄関でしょうか。
「富山地鉄電車」です。富山駅から宇奈月温泉や立山駅をつなぎ、立山・黒部アルペンルートに行ける電車です。
昔風に言えば、市電(路面電車)です。富山県富山市内の大半の区間は、鉄道線富山地方鉄道(4路線2系統)と、富山ライトレール(富山港線)があり、その他に県内には、 高岡市・射水市 の万葉線(2路線1系統)<一部区間は鉄道線>があります。 万葉線(まんようせん)は、富山県高岡市と射水市を結ぶ高岡軌道線と、新湊港線を併せた総称です。正式には、高岡駅前駅から六渡寺駅までが高岡軌道線(軌道)、六渡寺駅から越ノ潟駅までが新湊港線(鉄道)の2つの路線に分かれていますが、一体の路線「万葉線」として運行されています。
ちなみに、同一県内に2路線以上の市電などを有しているのは、北海道→札幌市<札幌市交通局(札幌市電、3路線1系統)>→函館市<函館市交通局(函館市電、4路線2系統)>東京都→荒川区・北区・豊島区・新宿区<東京都交通局(都電荒川線)>→世田谷区<東京急行電鉄(東急世田谷線)>富山県→富山市<富山地方鉄道(4路線2系統)>→富山ライトレール(富山港線)→高岡市・射水市<万葉線(2路線1系統)>
こうやって比較してみると、なかなか富山県は優秀で頑張っている気がするのは、私だけでしょうか。以上、富山駅前からの報告でした。岩瀬町の報告は、次回に・・・
<編集後記>
本日も、ご覧いただきまして、ありがとうございました。
東日本大震災で被害を受けた方々に、一刻も早い復旧と復興を心から祈り、kizuna311を応援したいと思います。
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