PORTRAM
富山に行った時の記事 富山駅北口 が途中でしたので、今回はPORTRAMについて。
昔、「富山港線」と言うJRの路線が走っていましたが、平成18年(2006年)2月28日をもって廃線となり、代わって第3セクターの「富山ライトレール株式会社 」が、同年4月29日に運行を開始した、全国で初めての本格的なLRT(次世代型路面電車システム)です。
「PORTRAM」(ポートラム)とは港を意味する「PORT」(ポート)と、路面電車を意味する「TRAM](トラム)を、組み合わせた車輌の愛称です。
↓ 夏の間は、駅舎の天井からミストが噴射されて、涼しさを演出しています。
ミストの下で、頭から霧を浴びている人を見かけました。北国も暑いです。
富山ライトレールの区間は「富山駅北」⇔「岩瀬浜」の13駅を、平日5:30~23:37、10~30分間隔、休日5:30~23:04、15~30分間隔で、運転されています。
運賃は、現金大人200円・小人100円です。「passca」というカードなら、大人170円・小人90円となってお得です。passcaの有効期限は、最終利用日から10年有効なので、良心的だなぁと感じます。
車内は、おしゃれな雰囲気で、丸みを帯びた椅子が、印象的です。
「ポートラム」ガイドには、ライトレールがまちを変える~コンパクトなまちづくり~富山市では、広く薄く広がった市街地と、高い自動車交通への依存により、道路、下水道を始めとする行政コストが増加するとともに、高齢者等の自動車が使えない住民にとっては、暮らしにくい状況が発生しつつあります。そこで富山市では、公共交通を活性化させ、その沿線に居住、商業、文化等の都市機能を集積させた、コンパクトなまちづくりを推進しています。富山ライトレールは、コンパクトなまちづくりのリーディングプロジェクトとして、JR富山港線を引き継ぎより高いサービスを提供する、日本初の本格的LRTとして再生されました。と、説明書きがされていました。
車輌カラーは、「Red」、「Orange」、「Yellow」、「YellowGreen」、「Green」、「Blue」、「Purple」の7色のレインボーカラーです。
また、バリアフリーの低床車輌なので、段差が無く、車椅子やベビーカーも楽に乗り降り出来ます。
車窓は大きいので明るく心地よい車内と、ガタガタ感のないスムーズな加速と停止と、騒音のない駆動のおかげで、かなり乗り心地は良いです。
(上右)各駅には、跳ね上げ式の椅子が設置されており、ホームがすっきりとしていて気持ちがいいです。
次回は、我が「岩瀬」をご紹介します。
<編集後記>
本日も、ご覧いただきまして、ありがとうございました。
震災から、5カ月が経ちました。生き残った者が、亡くなった方々の分までしっかり生きて、後世に、二度とこのような惨劇が起きない様に、力を合わせ、知恵を絞り、夢と希望を持って生きましょう。
東日本大震災で被害を受けた方々に、一刻も早い復旧と復興を心から祈り、kizuna311を応援したいと思います。
絆[kizuna311]助けあい、乗りこえる。私たちの財産は [kizuna]
の中から本日は、#43 小西真奈美「私が」朗読