茅ヶ崎市内は運動会だらけ

本日は大変お疲れ様でございました。茅ヶ崎市内のほとんどの小学校では、6月1日土曜日は運動会でした。秋の運動会から初夏の運動会へと変更されてから、どれだけ年月が経ったのかわかりませんが、今回の運動会はどんな感じだったのか、暮しの1コマを自由帳風に、来年のためにも綴っておこうと思います。

そうそう、茅ヶ崎では運動会の前日に市内のスーパーや肉屋さんから鶏肉が無くなるという都市伝説があります。みなさんお弁当には「鶏のから揚げ」が定番のようですね。

2013年運動会の風景

2013年運動会の風景

まず、運動会の内容は、午前の部13競技、午後の部8競技の全部で21競技となっていますが、最後の21番目に行われる定番の「紅白対抗リレー」(4~6年代表)は良しとしても、1番目は「校歌斉唱」とか「ラジオ体操」ではなく、全校演技による1979年に流行したドイツ(当時は西ドイツ)の音楽グループであるジンギスカン (独:Dschinghis Khan) による「ジンギスカン (独:Dschinghis Khan)」が、校歌のメロディー音楽の途中に入っている「校歌ダンス」に合わせて、全学年の子供たちが体操風に踊っていました。これが運動前の身体を慣らす体操になるのでしょうか・・・時代のギャップに戸惑いを隠せない私がいます。

プログラムをよ~く見直してみると、1年生、2年生、3+4年生、5+6年生、それぞれに「表現」という「競走」ではなく得点種目にならない種別があり、5+6年生はこの「表現」が、昔でいう「組み立て体操」の変形バージョンでした。文科省が定めた「表現」を運動会の種目にまで組みこんでやらなきゃいけないんでしょうかね。

まあ、この「表現」教育がどれほどの効果を生むものなのか・・・英語を小学校4年生からやろうとしたりと、オーバーリアクションを英語で叫ぶ日本人をそんなに作りださなきゃ、国際社会で生きていけないと考えると、こちらがオーバーリアクションで驚きを表現したくなります。日本語ですが・・・

私にはそんなことよりも、私の小学生時代は1クラス45人位居た子供たちが、今では1クラス35人位に減ってしまい、3+4年生、5+6年生と2学年が組んで演技をしないと、格好がつかないほうが問題だと思ってしまうのは私だけでしょうか。

「借り物競争」「スプーン競争」「ムカデ競走」「防倒し競争」などなど・・・やたらと「競争」競技が多かったり、「競争」から「表現」へのシフトは時代の象徴なんでしょうか。

2013年運動会 主の居ない場所

2013年運動会 主の居ない場所

もうひとつの時代の象徴がこれでしょうか。「主の居ない保護者席」です。なぜ居ないかって?それはだんだん暑くなってきたから、「日蔭に陣取っておいたもう一つの保護者席」に移動されているからです。とても効率的で頭のよい方法ですね。おまけに「主の居ない保護者席」にはシートが、大きな釘のようなもので打ち込んで止めてありますから、この大きく飛び出ている釘に、他の人が足を引っ掛けようが、よその子供が転んでどれほどの大怪我をしようが、ずれたりしないでしょうから安心ですね。

「一人座布団一枚分+荷物分」がマナーではないかと考えてしまったり、結構みなさん広めに場所を取り、半分は余っている状態が多いと感じてしまうのも、私が古い考えだからなんでしょうか。

一応、運動会のプログラムにも「必要以上の場所の確保や、他の方に迷惑となる行為はおやめ下さい」と書かれていましたが、来年のプログラムには「お一人様60cm×60cmを座る目安として、シートを長い釘で打ち込んで固定などせずに、なるべく詰めて譲り合ってご観覧下さい」「競技中は、カメラを撮影することに夢中に成り過ぎて、保護者席で立ち上がり、長時間にわたり撮影をされますと、後ろで立って観覧をされている、他の保護者の方の迷惑となりますのでおやめ下さい」と、校長先生にお願いをして書いていただき、先生から子供だけでなく一部の保護者にも、注意をしていただかないとだめですかね。

うんざりした気分は、楽しいお弁当でも食べて忘れましょう。

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