愛車のバッテリーの交換手順(外し方)
さて、愛車のバッテリーが、あがってしまった話の続きですが、①交換した不要となる廃棄バッテリーを無料で回収してくれる、②注文をしたら即日発送してくれる、③楽天ポイントを使って安く購入できる、④商品レビューを書いて更に安くなる、以上4点をクリアした イーネ の 即日発送!充電済み!最安!◎不要バッテリー完全無料引取り処分付き◆を購入しました。
驚くことに「あす楽対応」の対象地域でしたので、昼ごろに注文したのですが、翌日の夕方のは自宅に届くという、「初めから充電なんかせずに購入すりゃぁ良かったなぁ・・・」と後悔させられるほどに、迅速な納品でありました。
古いバッテリーの取り外し作業をご紹介したいと思います。
まず、自宅に届くように、新品のバッテリーを取り寄せたということは、自分自身でバッテリーの交換作業を、行わなければならないということです。
決して、ガソリンスタンドや自動車量販店に持ち込んで、「交換して下さい」とお願いしたり、奥さんに交換作業をやってもらったり、しないようにしましょう。
仕事から帰ると、玄関にご欄のような状態で、段ボールに入って届いていました。この時点で気を付けなければならないのは、段ボールに入っているせいで、見た目で錯覚し、軽そうに見えてしまいますが、とにかく「重たい!」ので、中腰でかがんだ姿勢で持ち上げ、腰が「ガキっ・・・」とならないようにしましょう。
箱を開けると、「18カ月保証」の保証書と、廃棄バッテリーを無料で返送出来る「着払い伝票」が入っていました。3年保証が付いているとは、とても安心です。
新品バッテリー本体は、薄いビニール袋に入っています。ここで注意しなければならないのは、廃棄バッテリーを同様の梱包で返送しますので、ビニール袋を乱暴に破ったり、出来れば持ち上げやすいように付いている、黄色いビニールバンドを切ったりせずに、丁重に取り扱うようにします。
①液漏れ防止に張りつけてあるガムテープ、
②(+)極側に付いている赤いキャップカバー、
③(ー)極側に巻きつけてある黒い絶縁テープ、
これらも丁寧に取り外しておき、あとで廃棄バッテリーに再利用します。
バッテリーには形式が上面に表示されており、今回交換するバッテリーには「55B24L」と表示があります。この形式で性能やサイズなどを見分け、適合車種を選択します。JIS形式の場合、
①最初の数字「55」は、性能ランク(単位なし)のことで、バッテリーの総合性能(始動性能・容量)を表し、数値が大きいほど性能がよくなります。
②アルファベット「B」は、バッテリーの短側面のサイズで(JIS規格で幅×箱高さの区分が決まっている)、A→Hの順に(単位:mm)大きくなります。
③次の数字「24」は、バッテリーの長さ寸法(単位:cm)を表します。(例:55B24Lでは約24cm)
④最後のアルファベット「L」は、バッテリーの(+)(-)端子の極性位置(R→右、L→左、記号なし)を示しています。
詳しくは一般社団法人 電池工業会の公式HPをご参照願います。
愛車のボンネットを開けて交換作業開始
いよいよバッテリーを交換しましょう。まずは、古いバッテリーを取り外す訳ですが、手順があります。
①(-)端子→ ②(+)端子→ ③固定冶具、の順に取り外します。
そうしないと、火花が出たり、ショートをしたりと、とんでもない目に遭いますので、数学の数式を覚えるように、余計なことを考えずに覚えておきましょう。
①(-)端子の止めネジを緩めて、引き抜くように外します。端子は全部ネジを緩めて外さなくても、止めネジが緩くなれば、差し込んだものを締めて止めているだけですから、左右に回すように動けば、上に引き抜くように外すことが出来ます。
②(+)端子には、赤いプラスチックカバーが、昔からどんな車種でも付いています。この赤カバーはツメによって、上下を挟んで留めている構造ですから、力まかせに開けて外そうとすると、昔の私のようにツメを折ってしまいます。
外す時は、ツメを押して「パカッ」と赤カバーを平和的に開けてから、(+)端子の止めネジを緩めて、引き抜くように外します。
(+)(-)両方の端子を、(+)端子用赤カバーのツメを折らずに、無事に外した状態です。
③バッテリー本体を止めている固定冶具は、2カ所の止めネジを緩めて外します。
この時、片方のネジばかりを緩めるのではなく、2カ所の止めネジを交互に、平均的に緩めるのがコツです。
ある程度、固定冶具が緩んでくると、バッテリーは固定台に、先が「し」型のフック式の棒を、引っ掛けて止めていますから、この棒を45°回すと、先が「し」型のフック棒の向きが変わり、外すことが出来ます。
また、反対側も同様に固定冶具が緩んだら、今度は穴に差し込んで止めている棒を、少し下にずらしながら、フック棒の先の「し」型を外します。
バッテリー本体を止めている固定冶具は、こんな形をしています。
手前と裏では長さが違い、微妙に、先が「し」型のフック棒の引っ掛け方も違います。
どうしてこんな形をしているんだろう・・・と考えてしまうと、地下鉄はどこから地下に入れたんだろう・・・と考えてしまうのと、同じくらい寝れなくなってしまうので、これはこういうものだと、現実を受け入れましょう。
特に(+)の赤いカバーを平和的に外し、両極の端子とバッテリー固定冶具を外して、腰をやられないように、気合いを入れて重たいバッテリーを持ち上げてどかせば、このように、無事に取り外し作業が終了です。お疲れ様でした。
さて、次回は届いた新品バッテリーの取り付け作業をご紹介したいと思います。
追伸、出来ればバッテリーの交換作業は、子供たちがいない時間帯で終わらせましょう。そうしないと、作業をしている横から質問攻めに遭い、落ち着いて作業が出来ません。子供たちが、居るところで作業をしていたら・・・想い返すと怖くてたまりません。