地味な作業
【本当は嫌いなスジ彫りの話】
地味なスジ彫り・・嫌いです。面倒です。出来ればやりたくないです。
でも、やらないと後で後悔するので、気力を振り絞って取り組みます。
スジ彫りの方法も、模型作りの中では、千差万別で、正解がないと思われる作業です。従って、スジ彫りに使う道具も、正解がありません。
自分のやりやすい道具で作業を行うのが、しいて言えば正解かも知れません。
左の写真は「カルコ」と書いてあります。チョットした時に使っています。
右の写真は「畳針」です。要らなくなったボールペンを改造して、中に組み込こんで、使いやすくしています。まあまあ使っています。
まだまだあります。スジ彫りの道具
たぶん、製図用だったと思いますが、先の太さが1mmくらいで、堅く、これも要らなくなったボールペンを改造して、合体させて使いやすくしました。
これを一番多く使っています。
スジ彫りの方法はいたってシンプルです。針でまず、少しずつケガいてから、色々なデザインナイフをひっくり返して、刃の背の部分で、スジの溝を、更にナゾッて、紙ヤスリでバリを取り、更にスジの溝をナゾッてを、何回か繰り返します。
今回、旧キットズゴックの上半身は、白い線の部分にスジ彫りを入れました。
他のパーツも、スジ彫りを適宜、入れています。が、時間がかかって、中々終わりません。う~疲れた・・・
そういえば、昨日のズゴックのクローの数は、すべてこのポスターから始まったようです。一説では、大河原邦男先生の勘違いで、4本で書いてしまったなんて言われています。真相はいかに・・・
<編集後記>
本日も、最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。
Yahoo!ニュースに「コント55号 坂上二郎さんが死去」と出ていました。
ご冥福をお祈りいたします。数々の笑いと涙をありがとうございました。私も、コント55号を見ながら育った世代ですので、悲しいです。「夜明けの刑事」で、手拭いで汗を拭いているシーンも懐かしいです。「コント55号 机 1968 」のコントも懐かしい!思い返せば13年前・・・のセリフ
昭和九年会(しょうわくねんかい)は、昭和9年(1934年)生まれの、芸能人の集まりによる親睦団体。この年に生まれ、大活躍した芸能人が多かった事から1976年に愛川欽也と長門裕之が中心になり結成された。とあります。もちろん、坂上二郎さんもです。が、引田天功さんや藤村有弘さんなどが、すでに亡くなっています。俗に、昭和ひとケタ生まれの方々は、思春期が終戦前後のため、栄養状態が悪く、血管が細いと言われていると聞いた事があります。
加筆追記日時: 2015年5月5日
つい先日、昭和九年会の愛川欽也さんが亡くなられましたね。訃報を聞くたびに昭和が遠くなっていく気がするのは、歳を取ったせいでしょうか。また、今回の記事は、東日本原発大震災の前日の記事でした。翌日にあんなことが起こるなんて想像も出来ませんでした。