足はピップです
【会長は快調】 by ピップエレキバン
昔、仕事をしていると、先輩が来て、「ピップか?」と言いました。とっさには、意味がわからず、黙っていると、「ノリが悪い!」と怒りはじめました。先輩曰く、「ピップと言ったら、会長(快調)だろう!」との言い分でした。それ以来、「ピップか?」には「会長です!」、または、「会長か?」には「ピップです!」が、その先輩との挨拶となりました。今、思い返すと涙なしでは語れない、辛い青春時代の思い出です。
’79-84 ピップエレキバンのCM集
で、1/144 旧キットの「アッガイ」の作成は、まあまあ「ピップです!」。今回の作成にあたり、欲しかった秘密兵器をとうとう手に入れました。
横浜のボークスさんに行って、「苦手なスジボリを簡単きれいに」0.2mmのBMCタガネです。でも、本当に苦手を克服できるかなぁ・・・使う前から・・・
もうひとつは、「アッガイ」の各関節に使う、釣り具の「浮き」です。各種の大きさがあります。「丸」を作り出すのは、ほぼ不可能な為です。
1/144 の旧キットは、「最中キット」のうえ、「ポリキャップ」が使われる前のシリーズなので、関節をねじったりして、カッコいいポーズが、とれないハンデがあり、可哀そうなキットです。
下の写真の旧アッガイの取説の完成見本を見てください。動きが硬いですねぇ。一体、彼に何が、あったのでしょうか。普通にしているだけで、ここまでにはならないでしょうね。「酢」を飲んだところで、いまさら体が柔らかくはならないでしょうね。
最終的には、1/144 の「MSM部隊」を作ろうと思うので、ほとんど固定ポーズで、作成します。
【足と足首】
パーツは、例の如く肉厚が薄いので、上から見ると、かなり弱弱しく見えてしまうため、内側をプラ板で補強し、四角いプラ棒で、上のパーツを受けるようにしました。
【足首の関節】
要らなくなった定規を、5枚蓄層し、蛇腹の足首関節を作りました。他のパーツとの連結は、いい加減な加工の、真鍮線と針金です。
【脛(スネ)】
やはり、パーツの内側にプラ板を補強です。裏は、いい加減にフタです。
【膝(ヒザ)】
脛(スネ)パーツの内側の大きさと、腿(モモ)パーツに合うように、プラ板とエポキシパテで、蛇腹の膝(ヒザ)関節を作り、連結出来るようにしました。
【腿(モモ)】
やはり、パーツの内側にプラ板を補強です。また、幅が細く、弱弱しいので、股関節の「浮き」の大きさに合うように、プラ板を挟んで、大きく幅増しました。
腿(モモ)関節の中には、エポキシパテを詰め込んで、上下のパーツ同士がしっくりと合うようにしました。
【股関節】
「浮き」の足(棒)は、腿(モモ)パーツに差し込んで使えるようにして、小股部分は切断して、中にエポキシパテを詰め込み、関節パーツを仕込み改造しました。
これが、ブログ記事の更新をしないで、改造に専念した結果です。まあ、ここまでしなくてもいいと思いつつ、どうにか形に出来ましたので、メデタシメデタシでしょうか・・・
<編集後記>
本日も、ご覧いただきまして、ありがとうございました。
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の中から、本日は、#11 南果歩「まってる。」朗読
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