また行きたくなる、小田原こどもの森公園【わんぱくらんど】

さて、いろいろとご紹介をしてきた「小田原こどもの森公園 わんぱくらんど」ですが、ここはとにかく敷地が広くて一日では遊び尽くせませんから、ポイントを絞って公園内の移動に時間をかけずに、なるべく遊びの時間を確保するようにして、効率よく利用をしましょう。

魔性の城をモチーフにした小田原城アドベンチャーの全景写真

魔性の城をモチーフにした小田原城アドベンチャーの全景写真

小田原城アドベンチャー」で急に全速力で遊ぶものだから、気持ちが悪くなった息子ですが、何とか回復をしたのでおにぎりで腹ごしらえです。まあ、道中1時間以上車の中で座り動かずにいて、到着早々に空きっ腹状態で急激な運動をすれば、気持ちが悪くなるのも頷ける訳で、案の定2人とも、おにぎりとおかずをペロッと平らげても飽き足らず、おやつのお菓子にまで手を付ける始末でした。

「小田原城アドベンチャー」の周りにはベンチも沢山ありますので、地面に敷くシートを忘れても、安心して昼食が食べれます。ただし、子供をほっといてスマホに興じている邪魔な大人が、中途半端に座って結構居ますから、ベンチの場所取りを荷物で早めにしておいたほうが正解です。ホントに邪魔です。こんな自然の中に来てまで、スマホに興じているとは・・・公園管理者の方にお願いです。パンフやHPに、キックスケーターやペットの入園をご遠慮願うのと一緒に、スマホやDSなども持ち込み、プレイ禁止にしていただけませんかね。真面目にご検討願いたいです。それと、ベンチに座りながらの喫煙同様に、トイレの横で喫煙するのも止めて欲しいです。良識ある大人の行動をとりましょう。子供たちが見ています。

わんぱくらんどの揺れる大橋「わんぱく大橋」

わんぱくらんどの揺れる大橋「わんぱく大橋」

腹ごなしが済んだら、長さ67mの揺れる吊橋「わんぱく大橋」を渡って場所の移動です。この吊橋は、足元から谷底が見えるほど、床板にすき間があってスリル満点です。私のように高所恐怖症の人間にはスリルどころではなく、絶叫マシーンにも似た恐怖でしかありません。

以前と違ったのは、スロープの台が橋の両側渡り口に設置されていて、ベビーカーなどで来られた方がスムーズに渡れるように、配慮されていました。そういえば、小さいお子さん連れの方も良く見かけましたが、大人数で吊橋を渡るとかなりフワフワと揺れますから、心の準備をして渡られることをお勧めします。

わんぱくらんどにある、コスモワールドのローラーすべり台

わんぱくらんどにある、コスモワールドのローラーすべり台

吊橋を渡りもう一段上の右手の場所には「冒険の丘」があり、「コスモワールド」という大型の遊具があります。宇宙をイメージしたように、円形でローラー滑り台を備えた遊具で、下からは2階部分が見えなくて、子供たちのはしゃぐ大声だけが聞こえてきます。

わんぱくらんどのコスモワールド全景

わんぱくらんどのコスモワールド全景

我が家の子供たちも2階に上がって走り回っては、ローラー滑り台で降りては上るという繰り返しでした。チョット目を離すとどこに居るのかわからなくなるので、ゆっくりしていられません。ただ、子供の習性を理解していると、だいたい娘はこの辺に居るだろう、息子はこういう遊具が好きだからここに居るだろう、などと予想ができるのでどこか安心できます。

ある程度遊び尽くしたら、今度はさらにもう一段上の「ターザン広場」に移動します。まずこの広場には、高さ10mのせん状にネットを張り巡らした「木登りネット」、別名「スパイダーネット」があります。これは足元がネットになっていて、下が見えてチョット恐いのと、やたらと子供が多いので、あまり小さなお子さんは保護者が付いていないと危険です。

わんぱくらんどのターザン広場

わんぱくらんどのターザン広場

他にも、娘が気に入って「家に作ってよぉー!」と無理難題を言い出した、「ターザンロープ」があります。

長さは20mあり、スリル満点の遊具ですが、こちらも保護者が「ガァーーー」っと、滑り出しに余り勢いを付けてしまうと、一番奥で振り子の原理が働き、しっかりつかまっていても、反動で手を離して背中から落ちることもあり、捻りを加えた「マサ斎藤」を彷彿とさせるバックドロップを喰らい、頭から我が子が落ちる様を見ることになりますから、ほどほどにしておきましょう。

わんぱくらんどのターザンロープに夢中な娘

わんぱくらんどのターザンロープに夢中な娘

この嬉しそうな顔、この笑顔を見ると頑張ってここまで来た甲斐があったなぁ・・・と、感動していると、あらあら・・・いつまでターザンロープをやってるんでしょうか。我を忘れてひたすらターザンロープに興じる娘を止める術がわからず、ひたすら娘が疲れるのを待つのでした。

そうこうするうちに、午後4時頃になり、かなり陽が傾いて来ました。この頃になると、流石に子供たちも疲れてきましたので、ゆっくりと歩きながら駐車場に向かいます。

ロードトレインわくわく号、トレインだけど自動車です。

ロードトレインわくわく号、トレインだけど自動車です。

冒険の丘の下には、こども列車「なかよし号」「冒険の丘駅」、更には、車なのにロードトレイン「わくわく号」など、「駐車場までの帰り道くらい、乗り物に乗ろうよぉ~」と、子どもたちに言わせてしまう魅力的で魔物が取りついた、恐ろしい乗り物が走っています。

が・・・「タダ」ではありません。大人300円、小人100円します。ですから、子どもたちには「帰りは坂道で楽なんだから、歩かないともう来ないよ!!」と叱り、私は「またぁ~、本当に来ないんだね!本気じゃないならそういう言い方はしないで!!」と、妻から叱られているうちに、すぐに駐車場に着いてしまいますから、頑張って歩きましょう。

更に、駐車場にやっとの思いで到着して、管理棟のトイレに行っておいたのですが、管理棟の横で移動店舗による「かき氷」を売っており、「買ってよぉー」「食べたいよぉー」と、子どもたちに叫ばせてしまう魅力的で魔物が取りついた、恐ろしい食べ物がありました。

さて、数々の恐い誘惑に打ち勝ち、やっと車を走らせたのですが、帰路の車中は妻も子供たちもぐっすりと眠り、お父さんは安全運転でもうひと頑張りしたのは、言うまでもありません。今日も一日、お疲れ様でした。自分・・・

子供たちを叱る時に言った台詞は、本気では無かったのでまた来ます。ごめんなさい。

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