いただきものは、自分で買ったものよりもおいしい
もう7月も最終日です。一年の半分を一カ月も過ぎてしまいました。昔、池波正太郎は夏が過ぎると、早々に来年の年賀状を作ってしまう話を聞いたことがありますが、「そんなに早い時期に・・・」と当時は思っていましたけど、この歳になると月日の流れなんて「あっ」という間だと実感するようになり、「早い時期」とは思わなくなりました。きっと歳を取ったからなのでしょうね。
さて、7月初め、富山県の親戚宛てにお中元を送り、そのお返しが届きましたので「食の自由帳」としてご紹介したいと思います。
山梨県産の桃をいただきました
富山県の従兄からは「山梨県産の桃」でした。従兄のお嫁さんの甥っ子のお嫁さんの実家が山梨県だそうで、桃の生産農家さんの実家から直送で送られてきました。私の妻のお母さんが山梨県出身で、まさしく「縁は異なもの味なもの」です。
妻のお母さん曰く「桃はすぐに腐る」と良く言います。実をぶつけたら、そこからすぐに腐りだし、素手では触ってはいけない!など、桃に関しては特にうるさくレクチャーを受けました。
そういえば以前、頂いた桃を何日か冷蔵庫に入れておいたら、見た目は崩れたりしていないのに、触ると脚気にかかった足みたいに、触ると触った部分の実がグジュッと凹む状態となり、あまりおいしくいただけなかったことがありました。
ですから、今回は頂いて2日で完食です。腐らせたりしたらもったいないので、おしげもなく食べました。家族4人では1回に2個剝かないとそれなりの量にはなりません。
食べながらどこかのお坊っちゃまのように息子曰く「おいしいねぇ、おいしいから毎日食べたいなぁ」です。それほどおいしかったということでした。
ツマガリの洋菓子はいつも濃厚で自然をたっぷりいただけます
富山県の伯父さんからは、私の従兄にあたる叔父さんの息子が大阪にいる縁から、芸能人もご用達の「甲陽園のお菓子工房 ケーキハウス ツマガリ」の洋菓子をいただきました。昨年末は「マロンパイ」で、今回は「ブルーベリーパイ」です。
完熟ブルーベリーを両手でたっぷり3杯分!これを惜しげもなく使った、旬のおいしさが詰った贅沢なパイです。ちなみに、このブルーベリーパイは、期間限定(8月5日(月)まで)の通販専用で、注文を受けてから作るこだわりのお菓子となります。詳しくはツマガリ公式HPをご参照ください。
家族4人で半分づつ、2日に分けていただきました。ご覧のようにパイ生地までブルーベリーが浸み込んで、しっとりとした大人の味わいを醸し出しています。
土にこだわって育てられた旬のブルーベリーは、信州産の完熟の実だけを選び使用しており、その直送されたブルーベリーに砂糖を加え、一晩寝かせてから生地に合わせて作られています。ですから、ブルーベリーの皮を一緒に食べても、全体と自然に溶け合って違和感のない柔らかさとなっています。
また、クレームダマンドという、自社挽きしたアーモンドをたっぷり使った生地には、イタリア・シシリー産アーモンドを使っています。風味が強く、杏仁のような香りが特徴で、ビターテイストといわれています。ですから、中はブルーベリーのしっとり感、外はクレームダマンドのサクサク感と、まったく違った食感のハーモニーを楽しむことが出来ます。
最後に、自社で乳酸菌の選定から携わって作った、風味よいオリジナル発酵バターをパイ生地に使っていますので、市販のものを寄せ集めて作られた、付け焼刃的な量産品のお菓子と違い、安心して納得出来る味と品質となっています。
子供たちも偉そうに、「甘いのに甘すぎない」とか「これなら子供でも一杯食べられる」とか、チョット恐ろしいコメントも述べておりました。
他にもツマガリさんには、クッキーなどの焼き菓子や、その他懐かしさを感じる洋菓子がラインナップされていますので、季節毎の限定品以外にも自信を持って、大切な方に送る事が出来ます。ぜひ一度、ツマガリ公式HPからお試しください。
水野 晴郎調に言えば、「いやぁー、いただきものって本当にいいもんですね。ではまた、いただきものを送っていただいた方を想いながら、バカバカといただきましょう」となりますか・・・