サイト初心者が無料ブログよりも独自ドメインが良いと思った訳

今回は、今後長くこの「暮しの生活自由帳」を運営していくためには、どうしたらよいかをズーッと考えていたのですが、そろそろ方向性を決めて結論を出すために、自由帳形式に書き留めておこうと思います。なぜ、そう考えたかというと、サイト運営が続かず休止や廃止の例を、今でも沢山見かけているからです。こういう私も3年前からFC2で無料ブログを2年以上続け、FC2ブログランキングのひとつの分野で1位~3位に6カ月以上入っていましたが、いろいろ考えて今は休止しています。そして、今はこの「暮しの生活自由帳」だけを運営している状態です。

このようなサイト運営をしてきた中で経験をした、過去に取り組んだ事例をまとめておき、今後のサイト運営を続ける上で、同じ間違いを繰り返さないための誡めとして、徳川家康が三方原で武田軍に敗れた後に描かせた肖像画、「三方原戦役像」の精神のつもりで残しておこうと思います。

その前に無料ドメインを検証してみましょう

一般的にサイトを運営する場合は、ドメインサーバーが必要となります。ドメインとはサイトの住所(何市何町何丁目何番地とか)を現わしており、サーバーとはサイトデータを入れておく家(箱、入れ物)を現わしています。ですから、この2つがないとサイトとして運営が出来ないルールとなっています。

FC2無料ブログトップ画面まず、ドメインですが大きくは「有料」と「無料」に分けられます。無料は「無料ブログ」を使うために貸与してもらえる「無料ドメイン」が中心です。無料で貸与してもらえる分「●●●●.blog8.fc2.com」や「●●●●.seesaa.net」とか、余計と言えば余計な会社名がもれなく付いてきます。
どうしてかというと、無料で提供する会社が自分の会社の名前「fc2」や「seesaa」などで、「com」や「net」の独自ドメインを取得し、その独自ドメインの前に、好きな英数半角文字●●●●を付けたドメインを無数に作れる「サブドメイン」として、利用者に貸し出しているのです。

Seesaa無料ブログトップ画面また、「blog.livedoor.jp/●●●●」という、無料で提供する会社のドメインの後ろに、好きな英数半角文字●●●●を付けた「サブディレクトリ」として、利用者に貸し出している場合もあります。また、無料ですが自分が作ったサイトの一番下などに、広告が出ます。自分のサイトにもれなく広告が出てしまう、出さないと運営出来ないからこそ無料なのです。更に、提供されている公式テンプレートや共有テンプレートには、テンプレート作成者のリンク表示が、自分のサイトにもれなく付いてきてしまいます。だから、無料でテンプレートが使えるのですが、世の中、安いものには裏がチャンとあります。

ここで「無料サブドメイン」か?「無料サブディレクトリドメイン」か?どちらの無料ドメインが良いのかは、はっきりと明言した見解は調べても出ていません。「SEO的に有利」とか「登録利用者が多いから有利」などと、切り口によってどうとでも言えてしまうので、一概には言えないのが本当のところではないでしょうか。

ただ、一般的なgoogleルールでは「左側のドメインほど優位」ですから、「サブドメイン」のほうが自分で決めた無料ドメイン部分が「●●●●.blog8.fc2.com」と左側なので、サイトの特徴が出やすくて、無料ブログ運営者のバックUPを受ける無料ドメインで、サイトを運営することが出来ると言えます。

livedoor.blogトップ画面逆に言うと、「blog.livedoor.jp/●●●●」は先(左側)に無料ブログ運営者ドメインがあるので、サブドメインではバックUPの恩恵でしたが、サブディレクトリでは全面的に恩恵を享受出来る!という理論も成り立ちます。しかし、だからといってどんな無料サイトでも、恩恵によって検索1ページ目に必ず出る訳ではありません。

どちらの場合も、個人が独自ドメインを取得して、いちからサイトを立ち上げた時よりも、無料ブログ運営者の力の恩恵のお蔭で「早くgoogleにインデックスされやすい」「ページランク付与が早くされやすい」程度と考えたほうがよさそうです。

それならば独自ドメインを完全無料で取得しましょう

無料ドメインは所詮借り物ですから、長い目で見たら独自ドメインを取得する方が良いのですが、comnetなどの独自ドメインを無料で取得することは出来ません。

TKドメイントップ画面ただし、tkドメインならば、無料で独自ドメインとして取得する事が出来ます。「tkって?」と思われるでしょうが、このドメインは1997年に施行された、国別コードトップレベルドメインですから、日本の「jp」と同じ扱いです。管理団体は「Dot TK(Taloha.inc)」が運営をしており、「トケラウ政府」が後援組織として存在しています。「Wikipedia(ウィキペディア)」には、
.tk (Wikipedia:ウィキペディアを引用)

.tkは国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)の一つで、オーストララシアにあるニュージーランドの領土であるトケラウに割り当てられている。トケラウは、興味を持つ個人には誰でも.tkドメインを無償で提供している。また、全てのドメインにバナーをつけることができる。これらのフリードメインはトケラウのDNSサーバに置かれる。このドメインは、250個の外部電子メールアドレスにもリダイレクトしている。このリダイレクトが理由で、FTPやIRCプロトコルのホスト等をフリーの.tkドメインを使って行うことは、公式にはできない。連続90日で25回の訪問がなかったサイトは、自動的に使用停止になる。3文字以下の名前は有料での登録となる。

と、書かれています。おっと、いつものように長くなりましたので、次回に続きます・・・

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