作りはじめ。

【比べて見ましょう】

HGUCと旧キットでは、具体的にどこが変わったのでしょうか・・・

  • ①腕と足がジャバラ化(分割化)
  • ②胴体の分割化(頭部を含む胴体+腹+腰)
  • ③ポリキャップの採用で可動範囲の大幅な拡大
    (肩・腕・手首・爪・腹・腰・膝・足首)+目基部
  • ④肉厚が厚くなり、彩色不要

・・・と、後はガンプラ工作で私たちに何をしろと言うのか?と思うほど至れりつくせりの内容です。逆にいうと、旧キットはHGUCと違うところを補いながら、製作をしなければなりません。

シャアのズゴックといえば・・・

やはりこれか・・・これしかないですね。

ジムを一撃で仕留めるシャアのズゴック

ジムを貫くシーンですね。そしてジムの爆発衝撃を避けるために屈んだ後、ゆっくりと立ち上がるシーン。

ジムを破壊した後に立ち上がるシャアのズゴック シャアのズゴックが立ち上がるシーンを再現しようとするとこうなります

ふてぶてしく、ゆっくりと立ち上がるそのシーンを再現したい。しかし・・・わざとではありませんが、旧キットを素組みでポーズを取らせようとすると、こうなります。新体操の新しい技ではありません。

P1030174_convert_20110211235456.jpg P1030173_convert_20110211235421.jpg

また、上からの視点で比べると、旧キットのほうが「いかにも蟹さん」で愛嬌があります。まあ、こんな旧キットさんですが、なんとかズゴックポーズとなるように作りたいと思います。

加筆追記日時: 2015年4月26日

アニメ「機動戦士ガンダム」のジャブローの洞窟のシーン。水陸両用の新型モビルスーツとして、アッガイと赤いズゴックが登場しました。そして素早い動きから、ジムを一撃で貫く戦闘能力の高さから、誰もが「シャアだぁ!」と叫んでしまいます。

あの衝撃的な登場シーンは、ズゴックを語る上で誰もが納得のショットで間違いありません。そして「ジム」が、やられキャラとしての地位を不動にしたのもこのシーンでした。昔の西部警察や大都会のカーチェイスのシーンで、出てきたとたんに「この車はクラッシュするぞ」と分かってしまう旧型車とよく似ています。

ですからガンプラで「ジム」を作る場合、バトルダメージや壊れたシーンを再現するために作られるものだと認識される場合が多く、「ジムを作ってる」なんて言うと単体できれいに製作しているとは思われませんから、大変悲しい運命を背負ったMSといえます。

加筆追記日時: 2015年12月14日

設定によるとズゴックを設計したのは、モビルアーマーを数多く手がけたM.I.P社です。(もちろん実在はしませんが)同社はモビルアーマーを見れば分かるようにメガ粒子砲などのビーム兵器に優れた技術を持ち、ズゴックのメガ粒子砲も優秀でした。

ズゴックのメガ粒子砲は収束率が高いため、ゴッグのメガ粒子砲が射程1㎞程度だったのに対して、ズゴックのものは20㎞以上の性能を誇っていました。

さらにジェネレーター出力2480kwとガンダムと比べても格段に高く、能力アップに貢献しています。ではなぜここまでズゴックが高出力なジェネレーターを搭載できたのか?その答えは機関や機体の冷却に海水を使えるからというのがその理由のようです。

また、ズゴックといえばシャア専用ズゴックの存在が大きいのですが、これはジェネレーター出力向上や装甲の適正化、軽量化といった性能アップをはたしたS型と呼ばれるものです。

やっぱりシャア専用ならハイチューニングの機体!と思われるかも知れませんが、実際はザクのS型とは違い、後に一般兵士用のズゴックもS型に切り替わっていたとも言われます。

ですから、あの機体がシャア専用だった時期はわずかな間しかなかったのです。それどころか新バージョンに半ば実験的に搭乗させられた?という可能性すらあるのです。

エースと呼ばれるエリートは、数の少ない新型を優先的に回してもらえますが、実戦でその効果を実験させられるという側面も持ち合わせています。

しかし、一線を退いていた期間があるにもかかわわず、あのシャアの活躍ぶりを見ると、S型のズゴックは初期から十分な性能を発揮できていたようです。

以上、ズゴックに関する追記でした。

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