要は水中モーター
【バックパック】
ガンプラのズゴックでは、背負っているタンク状のもののことを「バックパック」と言います。分りやすくいうと、昔々に「20世紀少年」世代の方々は、必ずと言ってていいほど馴染みのある、水中モーターの事です。
「水中モーター(すいちゅうモーター)とは、マブチモーターが1967年に発売した模型用モーターで、現在、タミヤより復刻版が販売されている。」と説明されています。
みんな、お風呂で遊んでたっけ・・・ 今では、その後どこに行ってしまったのか記憶にすらないくらい、身近で当たり前のアイテムでした。
戦艦模型やサンダーバード、ウルトラマン、鉄人28号、イカダに乗ったジャングル大帝レオ・・・挙げればキリがないくらいイロイロありました。
HGUCと比較して調べます
で、ガンプラ旧キットシャアズゴックのバックパックですが、HGUCと比べると、こんなに大きさが違います。
取り付け位置も、バックパック同士の間が開きすぎている感じがするので、
バックパックを固定する穴を埋めて、同時にエポパテで裏打ち済みなので、バックパック同士の間を詰める位置に、穴を開け直して固定します。
次は、確か手が残っていますね。まだ、手が残っているともいいますが。
恐い 、まだ、残っていたパーツがあったか・・・もう終わりだと思っていたのに・・・
<編集後記>
本日も、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
昨日ご紹介した、目で殺す!② の記事の中でご紹介した「ポリパテ」ですが、先日、ポリパテを買いにある模型店に行った所、「エポパテ」ならあるが、「ポリパテ」は置いていないとの事。
理由は、「緑色や黄色の「硬化剤」が固まってしまうから」でした。
それだけ、売れない、回転が悪いということでしょう。確かに、一番の売れ筋の最近のガンプラは、改造や加工、塗装すら必要としない、品質の大変優れた工業製品化しています。
ですから、砂場に持って行って破壊したり、お風呂に持って行って、水中モーターを付けて遊んだりしませんよね。
出来栄えを競い飾っておくのと、遊ぶだけ遊んで露と消える挽歌的な最後と、どちらがプラモデル、模型、ガンプラにとって本望なのかなどと考えてしまいます。
加筆追記日時: 2015年5月4日
今回はその筋の方々には大変懐かしい「水中モーター」を例にしました。
お風呂に組み立てたプラモデルを持ち込むことが、私の子供時代はしごく当然だったような気がします。そして遊ぶだけ遊んで壊れだすと、最後は砂場に持ち込んでクラッカーや爆竹を使って、円谷プロの特撮も真っ青な破壊のシーンをリアルに再現して、粉々に葬り去るのでした。
たくましいのか野蛮なのか、紙一重の昭和40年代でした。