HGギャンの頭部組み立て
「HGギャン」の作り始めでございます。
箱の中のパーツは、昔の自分が何かをしようとして、やり散らかして、そのままになっていました。
今となっては、その「何か」は、遠い記憶の銀河の彼方に消え去り、その片鱗を感じることも出来ないので、一つ一つのパーツを検証しながら、組み立てます。
まるで、「ジグソーパズル」の「ピース」を組んでいくのと同じ感じです。うぅ・・・「ジグソーパズル」嫌いなんだよなぁ・・・
今回の「HGギャン」のコンセプト
①塗装に主眼を置きたいので、表面処理は、後で後悔しない程度のレベルまで行い、特に、合わせ目処理は、サーフェイサーを塗布して、状況を確認した上で、塗装作業に入ることにします。
②イメージとしては、「騎士」をモチーフにするのがベストですが、自分の頭の中では、「マ・クベ」=「壺(ツボ)」が一番しっくりくるので、「マ・クベのギャン」=「マ・クベの壺」のイメージとなるように、完成させたいと思います。
だって、マ・クベの断末魔の叫びで、「あの壺をキシリア様に届けてくれよ・・・あれは・・・いいものだ」が、今でも、耳に付いて離れなないので・・・。
HGギャンの顔(頭部)
「人形は顔が命」TIM(ゴルゴ松本)久月と言うことで、顔からいきます。
取扱い説明書には、このように、パーツは頭部として、上中下の3つに分かれており、中のモノアイ十字パーツを、上下パーツで挟み込む構造となっています。
このまま組んでも良いのですが、中のモノアイ十字パーツを使うと、アニメの設定画そのものになってしまい、オモチャっぽく見えそうだし、「・・・いいものだ」とならない気がするので、十字パーツを使わずに、上と下パーツだけ使います。
ただし、上と下パーツだけにすると、上パーツ裏の小さくて短い支柱1本で支えることになると、組みずらくなるのと、頭部の左斜め後と右斜め後まで、モノアイは見えなくてもいいでしょ?・・・ということで、顔は縦横それぞれが180度見える十字で良しとします。
改造方法は質素に、上パーツ裏の小さくて短い支柱1本を、男らしく、キッパリと切り飛ばし、頭部パーツ内側にある凸をすべて切り飛ばし、削り飛ばし、頭部パーツの内部を空洞にして、1mmプラ板を、人間で言うと両耳から後頭部で、上下パーツで挟み込んで接着します。
接着剤が乾いたら、余分なプラ板を切り落とし、あとは、一所懸命に平滑となるように、紙ヤスリで処理をするのみ。
ポイントとしては、プラ板の接着表面を、400番の紙ヤスリで荒らしておき、頭部パーツとプラ板の両方に、樹脂タイプの接着剤を塗り、少し時間をおいて、接着剤を塗った部分のプラ成分が溶けてから、「ムニュッ」と、溶けたプラ成分がはみ出るようにして、接着したほうが、合わせ目接着がうまくいくと思います。
この辺は、「ガンプラ」を作る上での基本ということで、大切にしたいところです。
でも、私が接着すると、どうしても接着した合わせ目は、プロのように綺麗にならないので、そういう時は、①ポリパテを盛り付ける→②乾かす(今の時期は、なかなか乾かないので、温風ヒーターの熱風で強制乾燥します)→ ③ひたすらやさしく削る。を、2~3回繰り返し、「もういいでしょう」と思ったらサーフェイサーを軽く吹いて、表面を確認します。
ポイントは、ポリパテを硬化剤と混合して、そのまま使っても、気泡などが入ると凹となるし、滑らかさに欠けるので、Mr.カラーの溶剤を少し足して、クリーミーな感じにすると、キメが細かくなります。
ただし、乾きは悪くなるので、十分に乾燥させます。①~③の工程を、2~3回やれば、イイ感じになります。根気あるのみの作業です。
それなりに、作業をすると、このくらいのレベルくらいには、なると思います。ちょっと見、「らっきょう」か「ニンニクの小片」に見えれば、「good job!」でしょうか。
それでも、最後に、「溶きパテ」で仕上げておけば、かなりイイ感じになります。
なんか、この様に地味な作業をしていると、「ガンプラ」に自分が「試されて」いるような気になるのは、私だけでしょうか・・・「嫌なら、止めてもイイんだよぉ」「面倒だろう、いっそのこと止めちゃえば、楽になれるぜ」と、耳元で囁かれている感じです。
<編集後記>
最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。
最近、一段と寒さが厳しくなりました。富山の親戚から、お歳暮のお礼の中で、雪が降って、うっすら積もったとの、便りがありました。
隣の平塚市では、インフルエンザの流行のために、小学校3学年が学年閉鎖したと、新聞に載ってました。皆様、体調管理には十分お気を付け下さい。
クリスマスといえば、この曲!私の「クリスマス・ソングといえば・・・」の、2曲目はこの曲・・・
Wham! – Last Christmas (Official Video)
ワム!の「Last Christmas」は、マライヤ・キャリーよりも10年も古い、1984年ですから、27年も経っちまってます・・・「どうしよう」って感じの、今日この頃です。