愛車のバッテリーがあがった時の昔の対処方法

先日、愛車のバッテリー(正式にはバッテリでしょうか)が、あがっていました。せっかく、出掛けようとしたのに、人生とはこうも残酷なものなのでしょうか・・・ここ数年は、車通勤から自転車と電車に通勤方法が変わり、車を使う機会が減り週に1~2回となったせいでしょうか。それとも、粗悪車で有名な日産車だからでしょうか。たぶん、後者でしょうね。昔から電機系が弱いのは有名で、ターボが流行った時代は、まあ、日産車のターボに泣かされましたね・・・信号待ちで、突然エンジンが止まるんですから。仕方なく、通りかかった方々にご協力をいただき、後ろから押して(この時代は、オートマではなくミッションが当り前でしたから、ギアをニュートラルにすれば、結構、簡単に動きましたね)、道路の端に寄せ、タオルを外から窓ガラスに挟み「故障車ですよ」とアピールして(もちろん、まだまだパワーウインドウなんて付いてなくて、バッテリーがあがっても手動で窓を開け閉め出来ました)、近くのお店屋さんから友人に電話をかけ(コンビニなんてそうそうありませんから、単体の公衆電話ボックスなども探しました)、来てくれる奴を呼びました。

一服しながら(当時は1日にセブンスターを2箱くらい吸ってましたが、今はスッパリ堅気になり吸っていません)待っていると友人が到着し、一応、エンジンをかけてみると、かかるんですね、エンジンが・・・何事もなかったかのように・・・これが日産車の真骨頂であり、電機系から壊れる日産車の極まれた姿です。

現代の日産車では、欠陥CVTのお蔭でいきなりエンジンが止まる現象があるようですが、何人だか人種が不明のシシ鼻のトップが、うまく政治家や役人に働きかけるお蔭で、表には車種やメーカー名が出ない仕組みになっています。バッテリーがあがった今の愛車も、購入する時に中古屋のオヤジさんが(自分もオヤジか・・・)「日産のCVTは8万キロくらいで必ず滑り始めて走らなくなるから、8万キロまで残り4万キロは乗れるから、しばらく大丈夫だよ」と、何が大丈夫なのか分からないアドバイスをくれました。

そして、そんな愛車のバッテリーがあがり、エンジンがかけられなくなったのです。

バッテリーがあがったら交換するしまありません

今から25年前に愛車を押しがけしたことがありました

大昔、バッテリーがあがった時、①キーはセルを回す手前のONまで回しておき、②ギアをセカンドに入れて繋いでおき、③クラッチペダルを踏んで、ギアをニュートラル状態と同じにしておいて、④数人で車を押して走らせ、⑤勢いがついて走っているうちに、⑥タイミング良く「ガンッ」と、クラッチ放して繋ぐのとアクセルを踏み込むのを同時に行い、⑦ギアを繋いでエンジンをかける、「押しがけ」をやったことがあります。

大体、2回か3回やれば必ず成功して、エンジンがかかったものです。コツは、クラッチを繋いでエンジンが掛かった後、すぐにクラッチを切ってアクセルを何回か踏み、回転数を上げてあげないと、エンストしてしまう点でしょうか。エンジンさえかかってしまえばこっちのものですから、ガンガン吹かした後、自動車本体で充電するために、しばらく走り回ります。

ただし、これはギアのミッション車で、パワステではなく重ステで、車が押せる長さの直線道路があって成り立ったやり方ですから、現代のように、AT車で、パワステで、やたらと装備が多くて車体が重く、色々な機構が装備されて、ゴミゴミして交通量が多い道路ばかり、では出来ませんから、諦めてバッテリーをなんとか、今風に直す方法を考えることにしました。

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